「ニキビ跡やクマを隠したい」「汚い肌をきれいに見せたい」という方におすすめの化粧品がコンシーラーです。
コンシーラーを使えば、ニキビ跡やクマなどの肌の気になるポイントを隠すことができます。
しかし、使い方を間違えると肌荒れがひどくなってしまったり、塗っているところが目立ってしまったりします。
ここでは、『メンズ用コンシーラーの選び方』『おすすめのメンズ用コンシーラー』『コンシーラーの正しい使い方』を紹介していきます。
肌にコンプレックスを持っている男性の方は、参考にしてみてください。
そもそもコンシーラーって何?
コンシーラーは肌の汚れを隠すアイテム
コンシーラーは、ベース・メイクとして使われる化粧品です。
化粧品で『ベース』は『肌』の意味として使われます。
男性がコンシーラーを使用するときは、主にニキビ跡消しやクマ隠しを目的とすることが多いです。
ファンデーションよりも局所的なカバーに向いており、『部分的ファンデーション』と呼ばれることもあるそうです。
男性用コンシーラーと女性用コンシーラーの一番の違いは色です。
コンシーラーは自分の肌の色に合ったものを使わないと、その部分だけ目立ってしまい、逆にかっこわるくなってしまいます。
男性の肌の色と、女性の肌の色は違うので、男性は男性用コンシーラーを使うことが推奨されます。
BBクリームとの違いは?
BBクリームは美容液、保湿クリーム、ベースメイク、ファンデーション、日焼け止めを兼ねたオールインワン化粧品です。
BBクリームのBBはblemish balm(ブラミッシュバーム)の略で、blemishは傷痕やシミ、balmは香水や傷薬の意味です。
元々はドイツの皮膚科医が患者の手術後の皮膚を保護するために処方したことが起こりとされています。
日本語的には、肌の欠点を補うクリーム、ということですね。
最近では、コンシーラーとしても使えるBBクリームが増えてきています。
ファンデーションとの違いは?
ファンデーションは、シミやくすみ、毛穴やシワなどを目立たなくさせて、均一な肌色にするために使われます。
広い範囲をカバーすることを目的としているので、極端なシミやくすみには対処できません。
局所的な色の違いをカバーするのにはコンシーラーの方が向いています。
逆に、コンシーラーは広い範囲をカバーするように作られていないので、肌全体をカバーしたいときはファンデーションの方が向いています。
また、ファンデーションの方が色のバリエーションが豊富なのが特徴です。
メンズがコンシーラーを使う理由は?
コンシーラーと言えば、女性が肌の気になる部分をケアするために使われる印象がありますよね。
では、男性がコンシーラーを使う目的ってなんなのでしょう?
モテる男性の秘訣は『清涼感』だと言われています。
きれいな肌であることは清涼感に繋がります。
男性は肌の皮脂が多いのでニキビができやすかったり、毛穴が大きく目立ちやすかったりします。
髭を剃った後の青髭なんかも男性特有の肌の悩みですね。
こういった気になるポイントを隠すためにコンシーラーは使われます。
女性には、男性のメイクはナチュラルな感じが好まれます。
コンシーラーは『肌の気になる箇所を隠して清涼感をだす』という目的で使うのが良さそうですね。
メンズコンシーラーの種類を解説
コンシーラーにはいくつかの種類があります。
種類によって特徴が異なるので、塗る部位によって変えていく必要があります。
リキッドタイプ
リキッドタイプは液状のものを塗るタイプです。
容器についているチップ棒で塗ったり、先端が筆になっていたりします。
やわらかい形状なので、肌になじみやすく、伸びやすいので、比較的広範囲のカバーに向いています。
塗っている箇所が動いても、ヨレたりシワになりにくいので、頬や鼻の脇など、肌が動きやすい部分に塗るのに適しています。
反面、カバー力は弱いことが欠点です。
スティックタイプ
スティックタイプは硬めの棒状のタイプです。
カバー力が強いので、特に目立った肌の汚れの、局所的なカバーに向いています。
ヨレたりシワになりやすいので、よく動く箇所に塗るのには向いていません。
顎などのあまり動かない箇所に、目立った肌の汚れができてしまったときに使用するのに向いています。
クリームタイプ
クリームタイプは商品によって硬めのものと柔らかめのものがあります。
油分が多めでツヤがでるものが多いのが特徴です。
コンシーラーは部位によって使う種類を変えよう
コンシーラーは肌の局所的な気になるポイントを隠すために使用されます。
ニキビ跡、目のクマ、シミ、ほくろ、毛穴、黒ずみなどです。
男性特有の悩みとして、青髭なんてものもありますね。
それぞれの目的によって使用すべきコンシーラーは変わってきます。
間違った種類のものを使ってしまうと、逆に目立ってしまうばかりか、症状が悪化してしまうこともあります。
正しい知識をつけて、清涼感のある肌を目指しましょう。
ここでは男性の悩みの代表的な『ニキビ』と『クマ』について紹介します。
ニキビ対策【コンシーラーの使い方】
男性は肌の皮脂の量が多く、女性に比べてニキビができやすくなっています。
ニキビに悩まされたり、せっかく治ってもニキビ跡がさらに目立つようになってしまったりする経験、あなたにもあると思います。
ここで注意してほしいことが一つあります。
コンシーラーにできることは、ニキビ跡消し、ニキビ跡隠しとニキビ予防だということです。
ニキビができている箇所を隠すことはできますが、逆に悪化してしまいます。
ニキビはアクネ菌という菌が、角栓でふさがれた毛穴に繁殖して起こる皮膚の病気です。
アクネ菌は空気のなく、脂肪分が多いところを好みます。
角栓でふさがれた毛穴は皮脂がたまりやすく、絶好の繁殖場所となるのです。
コンシーラーは油性の化粧品で、皮膚にふたをしてしまいます。
ニキビができているところに塗ると、アクネ菌の増殖をまねき、ニキビが悪化することになります。
コンシーラーを使うときは、ニキビができているところではなく、ニキビ跡に使うようにしてください。
また、「ニキビに効く成分が含まれている」という商品もニキビを治す効果があると思ってはいけません。
だいたいの場合が、『ニキビ予防に効く』という意味だからです。
ニキビ跡に対してコンシーラーを使うポイントは3つです。
- 塗る場所によって種類を変える
- ニキビ跡の色によって塗る色を変える
- ニキビ予防成分が入っているものを使う
隠したいニキビ跡のできている場所によって、コンシーラーの種類は変えましょう。
- 頬:リキッドタイプや柔らかめのクリームタイプ
- おでこ、あご:スティックタイプや硬めのクリームタイプ
- 鼻の脇:クリームタイプ
顔の中で、よく動く部分は柔らかめで広範囲に塗れるもの、ピンポイントで特に目立つところは硬めのものを選ぶのがポイントです。
ニキビ跡の色によって使うコンシーラーの色を変えるのも、ニキビをうまく隠すコツです。
赤いニキビ跡を隠すときは反対色の黄色系の色を使いましょう。
凹凸のあるニキビ跡を隠すときは自分の肌の色よりもワントーン暗めの色を使うのが良いです。
最後に、ニキビ跡を隠すためにコンシーラーを使う際は、ニキビ予防の成分が含まれているものを使いましょう。
くぼんでしまったニキビ跡は皮脂がたまりやすくなり、ニキビが再発しやすい環境になっています。
コンシーラーでニキビ跡を隠すときは、ニキビ予防に効果的な成分が含まれている商品を選ぶことが大切です。
クマ対策【コンシーラーの使い方】
仕事で忙しい男性は、クマができやすくて困ってしまいますよね。
目の下にクマがあると、不健康に見えたり、疲れているように見えたりしちゃいます。
クマを根本的に直そうと思うと生活習慣を変えなければいけないので、時間もかかりますし、なかなかに大変です。
でも、「明日は大事な営業やプレゼンがある」「今週末はせっかくのデートだからかっこよく決めたい」っていうことってありますよね?
コンシーラーを使えば簡単にクマ消しやクマ隠しをすることができます。
クマにはできる原因によって3つの種類があるので、それぞれの特徴とコンシーラーの選び方を紹介します。
どの場合でも、コンシーラーはリキッドタイプやクリームタイプを使うのがおすすめです。
- 黒クマ
黒クマは骨格のくぼんでいたり、、目の下の脂肪の盛り上がっていたり、下瞼の脂肪が少なかったりすることで起こります。
影のように黒い線が見えることが特徴です。
自分の肌よりも明るい色を選ぶことがポイントです。 - 茶クマ
茶クマは紫外線のダメージや、目元をこすりすぎていることによる色素沈着が原因で起こります。
目の下だけでなく、目の周り全体が黒ずんでしまうのが特徴です。
自分の肌よりもワントーン暗く、茶クマより明るい色を選ぶことがポイントです。 - 青クマ
青クマは冷え性や生活習慣の乱れにより目の周りの血流が悪くなることが原因で起こります。
目の下に青色がうっすらと広がっているのが特徴で、寝不足で起こるのは青クマだと言われています。
オレンジ系の色のコンシーラーを使うのがポイントです。
失敗しないメンズ用コンシーラーの選び方の4つの基準
コンシーラーは塗る箇所や目的によって選ぶべき商品が変わってきます。
ここでは、コンシーラーを上手に選ぶ4つの基準を紹介します。
悩みに応じたコンシーラーを選んで、素肌がかっこいいと言われる男性を目指しましょう。
男性の肌の色に合わせているか
コンシーラーは自分の肌の色にあったものを選ぶことがなにより大切です。
最近までは、コンシーラーと言えば女性が使うものというイメージが強く、男性向けのコンシーラーはほとんどありませんでした。
では、女性用のコンシーラーを使えばいいかというと、そうではありません。
女性用のコンシーラーは女性の肌の色に合わせて作られています。
男性と女性では肌の色が違うので、男性が女性用のコンシーラーを使うと『塗っている感』がでて、とても目立ってしまいます。
汚れを目立たなくするためのコンシーラーで、逆に目立ってしまうのは本末転倒ですよね。
同じ男性でも、色白だったり色黒だったり、人によって肌の色は異なります。
コンシーラーを選ぶときは、『自分の肌の色』に合っているかを第一に考えることをおすすめします。
どんな成分が入っているか
最近のコンシーラーには肌に良い美容成分が含まれていることが多いです。
配合されている美容成分によって効果は違うのですが、中でも男性におすすめの効果を紹介します。
- UVカット・日焼け止め効果
紫外線は肌のシワやシミの原因になります。
男性は、普段から紫外線を気にしない方が多いですが、気付かない間に少しずつダメージは蓄積していっています。
紫外線カットの効果のあるコンシーラーは、肌の汚れを隠しつつ、肌の汚れの原因対策までできてします優れものです。 - ニキビ予防効果
ニキビ跡隠し、ニキビ跡消し目的でコンシーラーを使用する場合はニキビ予防効果のあるコンシーラーを選びましょう。
角質を溶かす働きのあるサリチル酸やホルモンバランスを整えるイソフラボンなどが有名です。
ニキビ予防効果のあるコンシーラーを使うことで、ニキビ跡を隠しつつ、再発を防止することができます。 - 保湿効果
男性の肌は、女性よりも水分量が少なく乾燥しやすくなっています。
代表的な保湿成分として有名なのは、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどですね。
これらの成分が配合されているコンシーラーは保湿効果を期待できます。
ニキビ跡、クマなど隠したい場所や目的に合わせて選ぶ
コンシーラーは使う場所や目的によって適切なものを選ばなくてはいけません。
例えば、硬めのスティックタイプを頬のニキビ跡に塗ると、日中活動している間にコンシーラーがヨレたりシワになったりして、逆に目立ってしまいます。
場所・目的別のおすすめタイプをまとめたので参考にしてみてください。
- 顎などのニキビ:スティックタイプ
- 頬などのニキビ:リキッドタイプ
- シミ:スティックタイプ
- 青髭:スティックタイプ
- 顔全体のくすみ・肌荒れ:リキッドタイプ
- 毛穴の黒ずみ:リキッドタイプ
- クマ:リキッドタイプ
クリームタイプは専門性に劣りますが、どこでも手軽に使うことができます。
おすすめメンズ用コンシーラー3選を紹介
メンズ用コンシーラーの選び方が分かったところで、具体的なおすすめ商品を紹介します。
「コンシーラーって、商品が多すぎて絞り込めない」という方は、この中から自分に合いそうなものを選んでみてください。
コンシーラーの紹介ですが、コンシーラーとしても利用できるBBクリームも紹介しています。
NULL BBクリーム
『NULL BBクリーム』は紫外線カット能力が高く、SPF30、PA++を取得しています。
しかも、紫外線吸収剤を使っておらず、肌に優しいノンケミカル処方なのが特徴です。
紫外線はシミやシワの原因になりますので、肌をきれいに保つためにはUVカットは大切です。
男性の肌色を研究し『塗っている感』のないBBクリームとなっているのも嬉しいです。
メンズアクネバリア 薬用コンシーラー
『メンズアクネバリア 薬用コンシーラー』はニキビ跡に特化したメンズ用コンシーラーです。
殺菌作用のあるイソプロピルメチルフェノールと、抗炎症作用のあるグリチルレチン酸ステアリルによってニキビ予防ができます。
自分の肌色によって商品を選べるのもポイントです。
肌の明るさによって『ナチュラル』『ライト』『スポーティ』の3種類から選ぶことができます。
CRISIS HOMME カバークリーム
『CRISIS HOMME カバークリーム』はソフトフォーカス効果で1日中サラサラした肌触りがキープできます。
肌につけるもののべたつきが気になる方におすすめです。
ビタミンやビタミン誘導体、プラセンタエキス、加水分解コラーゲンなどの保湿成分が含まれているので、美容効果も期待できます。
メンズ用コンシーラーはどこで売っている?
メンズ用コンシーラーを使いたいと思ったとき、どうしたら手に入るのでしょうか?
結論から言うと、メンズ用コンシーラーは通販で買うのが正解です。
市販でも購入することはできるのですが、どうしても急いでいるとき以外は、あまりおすすめはしません。
メンズ用コンシーラーは市販でも買える?
メンズ用コンシーラーが販売店や薬局に置いてあるかどうかは、店舗の規模によって変わってきます。
地域の小さな薬局などでは、そもそも男性用化粧品コーナーがほとんどない場合が多く、あってもシャンプーや洗顔料が置いてあるくらいです。
また、ダイソーやコンビニなどにも置いてあることがありますが、よほどの緊急でない限り購入はおすすめできません。
コンシーラーは直接肌に塗る化粧品です。
安くて悪い商品を購入してしまうと、効果がないばかりか、肌荒れなどの副作用が起きてしまうかもしれません。
ドンキなどのディスカウントストア、マツキヨなどの全国展開しているドラッグストア、東急ハンズ、ロフトなどデパートには専用のコーナーで置いてあることがあります。
これらの店舗であれば、それなりに種類も豊富なので、自分に合ったものが置いてある可能性があります。
「どうしても明日必要だ」「ちょっとコンシーラーを試したい」といった場合には、行ってみてもいいかもしれません。
しかし、長期的にコンシーラーを利用しようと考えているなら、通販で購入することをおすすめします。
通販で購入したほうが本当に自分に合ったものが探せるからです。
また、公式通販ではお得なキャンペーンなどを行っている場合もあります。
店舗で購入するより安く買えることもあるので、気になった商品があったら公式通販をチェックすることをおすすめします。
メンズ用コンシーラーは通販で買うのがおすすめ
メンズ用コンシーラーは通販での購入がおすすめです。
通販なら店舗に比べてはるかに大量の商品から自分に合ったものを探すことができます。
また、公式通販では、お得な割引キャンペーンを行っている場合もあります。
例えば、2本購入したら1本無料など、公式ならではの割引をしてくれます。
「公式通販で購入するのが面倒」「早く商品が欲しい」といった場合はamazonや楽天でも販売しているので、そちらを利用してみてもいいでしょう。
しかし、長期的にコンシーラーを利用しようと考えているのなら、費用が安く済む公式通販の方がおすすめです。
メンズコンシーラーの正しい使い方
コンシーラーは塗り方を間違えると、逆に目立ってしまいます。
「明らかにコンシーラーで隠してるな」というのはかっこ悪いですよね。
そうならないために、コンシーラーの使い方をしっかりと覚えましょう。
コンシーラーの塗り方
コンシーラーを塗るときの手順を解説します。
リキッドタイプ、スティックタイプ、クリームタイプなどいろいろな種類がありますが、ポイントとなる手順は以下の6つです。
- 美容液、化粧水を使うとコンシーラーが伸びやすくなる
- 一度にたくさん出しすぎない(手の甲に1cmくらい出すのが一般的)
- 塗るときはポンポンと優しく叩くように液やクリームを肌にのせる
- 顔の内側から外側に向かって塗る
- 最後は境界線を目立たなくするように馴染ませる
- 生え際や顔の輪郭までうすく丁寧に伸ばす
詳しい使用方法は商品のパッケージにて解説されています。
説明文を読みながら、上記のポイントに気を付けて塗れば、他人から見てもばれない塗り方ができます。
また、肌の色の見え方は光の当たり具合で変わってきます。
コンシーラーは洗面台などで塗ることが多いと思いますが、外での活動が多い人は一度ベランダや玄関先にでて手鏡などで塗ったところをチェックしたほうがよいです。
太陽光を浴びて変に目立ってしまう、ということも考えられます。
屋内と屋外、どちらもチェックしてから出かけるようにしましょう。
コンシーラーの落とし方
コンシーラーは極端な例えをいうと、肌色の絵の具を肌に塗っているようなものです。
塗ったまま放置してしまうと、毛穴がふさがれてしまい、ニキビや肌荒れなどの肌トラブルの原因になります。
ここで問題なのが、コンシーラーは一般的には普通の洗顔剤や洗顔フォームでは洗い流すことができないことです。
クレンジング剤という専用の洗顔化粧品を使わなければいけません。
男性は普段から化粧をあまりしないので、クレンジング剤と聞いてもピンと来ないかもしれません。
しかし、女性の間ではW洗顔と言って、洗顔を2回行うのが普通です。
W洗顔は『クレンジング剤による洗顔』⇒『洗顔フォームによる洗顔』というように洗顔を2回行うやり方です。
洗顔フォームは本来、日常生活をしていくうえでどうしても顔についてしまうほこりや、少量の皮脂を洗い流すために使われます。
そのため、女性のメイクなどの油性の汚れをしっかりと落とすことができません。
クレンジング剤は、油性の汚れを溶かして浮き上がらせる効果を持っています。
クレンジング剤できつい油性の汚れを落としたあとで、洗顔フォームで軽い汚れを落とすことで、肌の汚れをしっかりと落とすことができるのです。
コンシーラーや、コンシーラーに含まれている日焼け止めの成分は油性の汚れになります。
これらの汚れを落とすために、洗顔フォームだけでなく、クレンジング剤が必要となるのです。
クレンジング剤を使用方法を解説します。
- 顔を軽くぬるま湯ですすぐ
- クレンジング剤を手のひらに1円玉くらいの大きさで出す
- 汚れを落としたい箇所に手のひらでクルクルとクレンジング剤を馴染ませる
- 20秒くらいしたら汚れが浮いてくるのがわかる
- ぬるま湯で1分かけてしっかりすすぐ
- タオルで優しく水をふき取る
- 化粧水を使って保湿する
意外と時間と手間がかかりますよね。
でも、ここまでやらないとコンシーラーは落ちないんです。
特に忘れてしまいがちなのが、汚れを落としたあとに行う保湿ケアです。
クレンジング剤は肌にとって必要な皮脂まで落としてしまうので、洗顔後に化粧水などを使わないとあっという間に肌が乾燥してしまいます。
肌の乾燥もニキビやヒビなどの肌トラブルの原因になります。
肌をきれいに見せるためのコンシーラーを使って、肌が汚くなるのは避けたいですよね。
しっかりと洗顔して、肌へのダメージを軽減しましょう。
また、商品によっては洗顔フォームで落ちるものもあります。
手間を考えたら、落としやすいかどうかも商品選びのチェック項目にしたほうがいいかもしれませんね。
メンズコンシーラーにデメリットはあるの?
肌の汚れた部分を隠すコンシーラーですが、人によっては毎日使うものになるので、安全面は気になるところですよね。
入っているかどうかチェックしたほうがいい成分を2つ紹介します。
- 紫外線吸収剤
紫外線吸収剤はUVカットを目的として入れられていることがあります。
有機化合物が肌の上で紫外線を吸収して、紫外線から肌を守ります。
敏感肌の人は刺激に感じる場合があります。 - パラベン
パラベンは防腐剤として配合されていることがあります。
防腐剤は、化粧品を清潔に保つためには必要な成分です。
人によっては刺激に感じることがあり、最近ではパラベンに代わる防腐剤が使われるようになってきました。
まとめ
コンシーラーをうまく使うポイントは以下の3つです。
- ニキビには塗らない(ニキビ跡に塗るのはオッケー)
- 夜にきちんとクレンジングをおこなう
- 『塗ってる感』が出ない程度に塗る
コンシーラーは使い方を間違えるとニキビが悪化したり、乾燥肌の原因になったりします。
正しい使い方をして、ニキビ跡やクマの目立たない『毎日きれいな肌』を手に入れましょう。